2021.05.03
ユダヤ人の強さの秘密
ユダヤ人は全世界で1500万人ほどしかいないにもかかわらず、ビジネスの世界だけでなく科学の分野でも多くの人材を輩出しています。どれだけすごいのかというと、
まずビジネスの世界ですが、有名人をられる下だけでも、世界最大の金融財閥のロスチャイルド家、ダイヤモンド王のデ・ビアス社の創業者アーネスト・オッペンハイマー、シェル石油創業者マーカス・サミュエル、アメリカのデパート王シュトラウス家、ホテル王のアスター一族、新聞王ジョセフ・ピューリッツァー、フランスの自動車王アンドレ・シトロエン、イタリアのオリベッティ社を創業したカミオ・オリベッティ等々、数え上げたらきりがありません。
科学の分野では、ノーベル賞の表彰が1901年から始まったわけですが、今まで受賞した800人を超える個人のうち、20%以上がユダヤ人です。世界の人口に占めるユダヤ人の割合はわずか0.2%以下なのですから、20%ということは、ユダヤ人は他の民族の100倍多くノーベル賞を受賞しているということです。
なぜ、ユダヤ人はこれほど優秀な人が多いのかといえば、「教育が違う」ということです。ユダヤ人というのは民族の名前ではなく、ユダヤ教を信仰する人をユダヤ人というのですが、ユダヤ教というのは、学ぶことがそのまま「祈る」こととされた宗教であり、その信者は聖書やタルムードという全部で20巻総ページ12000ページもある本の勉強をしなければなりません。ユダヤ人は「本の民」(学ぶ民族)と呼ばれ、ユダヤ人の男子は、有史以来読み書きができない者は一人もいないそうです。
やはり、優秀な頭脳を手に入れるためには、世代をまたいで教育することが必要なのですが、ユダヤ人はその信仰する宗教そのものが教育を重視して奨励しているのです。