〜 お気軽にお問い合わせください。 〜

〜 オフィスレター 〜

2019.12.10

ドフトエフスキーの「罪と罰」

ブログ

 角川文庫の「罪と罰」(米川正夫訳)を読了しました。
 新書等のビジネス本と歴史本ばかり読んでいたら「小説」に飢餓感を感じてきました。松本清張の本をデジタルで読み漁り、映画で「人間失格」が放映されたのを契機に、太宰の本を読み漁りました。でも、いかにも古いので新しい本を読みたいと思い、悪寒とか往復書簡とか絶唱とか読みましたが、最近の小説は面白くない。
村上春樹をもう一度とも思いましたが、NHKの100分de名著というシリーズがドフトエフスキーだったので、手許にあった「罪と罰」を読みだしたわけです。

 罪と罰は、今回ので3回目になると思います。やはり名著は面白い!
 米川正夫訳が少し読みにくいので、デジタル本の亀山郁夫訳も読み出しました。
 同じ原作でも訳者が異なると、かなり読みやすさが違ってきます。読みやすくないと、途中で集中力が欠けて話が分からなくなります。特にドフトエフスキーの登場人物の話は長い(原稿用紙で10枚くらいある場合も)のでどう訳すかはとても重要ですね。

«

»